パイプフレームほぞ接ぎ工法[X-tenon クロステノン]が『2023年 グッドデザイン賞』を受賞

2023年10月5日 ニュースリリース

この度、当社製品のパイプフレームほぞ継ぎ工法 [X-tenon クロステノン]が
『2023年度 グッドデザイン賞』(主催:公益財団法人 日本デザイン振興会)を受賞しました。

[X-tenon クロステノン]は木組の「ほぞ継ぎ」をヒントにした、金属パイプの嵌合式接続工法です。
パイプ先端を特殊縮管し、連結部位全面を1本のボルトで締結。高い剛性と高精度な収まりを実現しました。
物流パレットでは、組みバラシが簡単にできるので異材接合、サイズ変更に対応でき、汎用性が高く再生利用も可能です。
溶接と比較しCO2排出量の大幅削減が期待できます。

審査評価コメント

新たな工法の発明が、軽量化や製造コストの低減、異種素材の接合性という新たな価値をもたらしており、
それが現場の労働力不足の解消や環境負荷の低減といったこれからの社会的課題の解決に寄与している。
伝統的な日本の木組み工法と、現代の金属加工技術である特殊縮管加工という新旧の技術を融合することで、
パイプフレームの組構造に画期的な選択肢を提供する製品であると評価された。

審査員の重野 貴氏/プロダクトデザイナーにより「私の選んだ一品」にも推薦!

重野 貴氏コメント
日本の伝統的な木組みの技術と、現代の4方向縮管加工という新旧の技術の掛け合わせが、
成熟している市場に新しいあたりまえとなり得る発明を生み出した。
製造の簡易化・軽量化・低コスト化・そして高い環境性能を相乗的に導いており、
今後さまざまな用途と目的への展開を期待したい製品である。

関連リンク

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グッドデザイン賞サイト

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パイプフレームほぞ継ぎ工法[X-tenon クロステノン]が『2023年度 グッドデザイン賞』を受賞